間違えられやすい病気

更年期障害と間違えられやすい甲状腺機能障害とは?

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更年期障害と似た症状を引き起こす病気が甲状腺機能障害です。

この2つは間違えられやすく、甲状腺機能障害は更に2つのタイプに分けられます。

甲状腺機能亢進症:甲状腺の機能が異常に活発になって動悸や熱感が出る
甲状腺機能低下症:甲状腺の機能低下で頭痛やうつ症状が出る

更年期障害もホットフラッシュ(のぼせ)や頭痛、不眠やうつ症状で悩まされやすく、症状や発症年齢が似ているからこそ間違えられやすいのです。

以下では、更年期障害と甲状腺機能障害にどのような違いがあるのかまとめてみました。

原因の違い

更年期障害は女性ホルモンの低下が原因なのに対して、甲状腺機能障害は自己免疫の異常が引き金となります。

①正常な状態であれば体内に侵入した細菌やウイルスなどの外敵を攻撃してくれる
②自己免疫に異常が引き起こされると自分の身体を攻撃してしまう
③その影響で甲状腺ホルモンが分泌されなくなれば甲状腺機能低下症、過剰に分泌されれば甲状腺機能亢進症を引き起こす

このようなメカニズムとなっており、自己免疫疾患の一つです。

とは言え、急激な女性ホルモンの変化で甲状腺の機能に異常が出やすいとも考えられているので、更年期障害と一切の関係性がないと言い切ることはできません。

治療法の違い

引き起こされる症状が似ていても、以下のように病気の種類によって治療法は異なります。

更年期障害:ホルモン療法や漢方療法で乱れたホルモンバランスを整える
甲状腺機能亢進症:内服薬の服用で甲状腺ホルモンの分泌を抑える
甲状腺機能低下症:ホルモン剤を服用して甲状腺ホルモンを外側から補う

甲状腺機能亢進症の場合は投薬療法だけではなく、甲状腺の一部を放射線で破壊したり手術で切除したりといった治療が必要なケースもあります。

ただし、甲状腺機能障害は医師から病気だと診断されても現代の医療では根治する方法がないので、医薬品による対処療法が主体です。

身体の不調を感じている更年期の女性は病院を受診しよう

・普段よりも汗をかきやすくなる
・動悸や倦怠感で悩まされる
・不安感やイライラが募る
・月経不順が引き起こされる

こういった身体の不調を感じている更年期の女性は、セルフケアで対処しようとせずに病院を受診して専門医による診察を受けましょう。

更年期障害と甲状腺機能障害の症状は似ており、素人では正しく判別することができません。

時には寝込んでしまうほどの重い症状で悩むこともあるので、正しい治療や対策を行うためにも婦人科へと訪れてみてください。

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